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【徹底網羅】牛革の種類・ランク・種類別の見分け方

すごく有名だけど、聞かれると意外と詳しく知らない牛革について説明します。

牛革とは

牛革とは、字のとおり牛の皮革です。
牛革は英語でカウレザー(cow leather)と書きます。cowは「雌牛」または「乳牛」を意味する言葉です。食肉として消費された雌牛の皮を使うので、生産量は常に安定しており、革製品のなかで最もよく使われています。

牛革の特徴

私たちにとって最も身近な革製品である牛革。

牛革は流通が多く、バッグや財布、キーケースなどの小物、靴、インテリア用品などさまざまな用途で使われています。その特徴を見ていきましょう。

  1. 耐久性がある
    牛革は非常に丈夫です。皮の表面が平たく、皮膚の繊維組織が均一に整っています。
    そのため強度や耐久性があって加工がしやすく、さまざまな製品に使いやすいのが利点です。
  2. 質感の変化
    使い込む年数によって、色あいや質感が変わってくる楽しみがあります。
    だんだんと牛革にオイルや手垢などが染み込み、見た目が変化していくのです。
    変化が表れやすいため飽きがこず長く楽しめます。牛革は時が経つにつれ、オンリーワンのアイテムになる魅力があるのです。
  3. 水濡れに注意
    牛革だけでなく、本革製品は水に弱いもの。濡れたまま放置すると水あとが残ったり、変色することも。
    防水スプレーをするなど対策をしましょう。

牛革の種類

牛革は種類と名称がたくさんあります。
ここでは8種類の牛革の名称と、その特徴を説明していきます。

1.ハラコ

ハラコは、漢字で「腹子」と書きます。早産や死産した子牛からできた牛革をハラコといいます。ハラコの皮はやわらかく短い毛で覆われているのが特徴です。

生産量は極めて少なく、皮として採れる部分はごくわずか。貴重な高級素材なため、市場でハラコとして売られているものは実はポニーであることも多くなっています。

2.カーフスキン

カーフスキンとは、生後6カ月以内の子牛で、非常にきめ細かくすべすべとした質感が特徴。

牛革のなかでも最も高品質・高級と言われており、希少価値の高いものです。子牛のため柔らかく薄く、傷がつきやすい繊細さを持っています。

3.ヘアカーフ

ヘアカーフとは、カーフスキンのなかでもとくに上質で高級なもの。ヘア=毛がついた状態の牛革です。

生後6カ月以内の子牛の皮を使うので数が少なく、あまり市場に出回りません。しっとりとなめらかな毛並みは、子牛ならではの質感です。

4.キップスキン

キップスキンは、生後6カ月から2年目くらいの牛の皮です。

キップとは「小さな獣の皮」の意味。まだ若い子牛なのでキメが細かくなめらか、厚みはあまりありません。カーフスキンの次に上質とされている牛革ですが、供給量が安定しているため、有名ハイブランド製品にもよく使われています。

5.ステアハイド

生後3~6カ月のときに去勢して、2年以上経った雄の成牛の牛革です。

食用として育てられるため供給量が多く、最も一般的な牛革です。革の厚みが均一で面積も大きく、強度も耐久性もあるよいことづくめの本革素材で、バッグやコインケース、名刺入れ、ジャケットなどのさまざまな革製品で使われています。

6.カウハイド

カウハイドとは、出産を経験した生後2年以上の雌牛の牛革です。丈夫でありながらやわらかさがあるため、こちらも人気の高い本革です。

子牛の本革よりは強く、成牛のオスの本革よりは薄いので、両者の中間的な役割で使われています。

7.ブルハイド

ブルハイドは、生後3年以上の去勢されていない雄牛の牛革を指します。

ブルハイドのブルは「雄牛」のこと。厚くて繊維が太く、固めのワイルドな革質が特徴です。その強さを活かして、靴底や工業用ベルトなどに使用されています。

去勢されていない雄牛は気性が荒く、雄同士で争った名残で、本革の表面に傷がついている場合があります。

8.バッファローレザー

バッファローは沼地や川などの水辺に生息しているため、牛革では珍しく水濡れに強い特徴があります。

また、油分を多く含むため、ほかの牛革に比べてさらに深い経年変化を楽しめます。

牛革のランク

次に、牛革のランクを生産地と種類のふたつに分けて見ていきましょう。
生産地の面では、イタリア、フランスなどヨーロッパ産の牛革が最も上質と言われています。品質が高く、多くの有名高級ブランドの製品に使われているのもヨーロッパ産です。

牛革の種類の面では、カーフスキンが最も上質な素材と言われています。大人の牛革と比較してキメが細かく柔らかく、軽く、ハラコよりも丈夫。すべての皮革素材のなかでもとくに上質で希少価値が高く、非常に手に入りにくい牛革です。
世界の有名高級ブランドでも使用されています。

これらの最上質なカーフスキンのなかでもヘアカーフが最も希少価値が高いとされています。

ハラコとして出回っている、単に毛がついただけの牛革や馬革とは別格で、ずっと触っていたくなるようななめらかな手触りの上質な毛をそなえています。

牛革の生産地とその特徴

牛革には、アメリカやオーストラリア、カナダ、イタリアなど海外で生産されるものと日本製のものがあります。国内で流通している牛革は、約8割が北米を中心とした海外製品です。

これは、北米で牛肉を食べる量が多い食文化が表れたもの。食用の牛の革を使用することで流通量を保ち、ロスを減らしているのですね。

日本でも牛革は昔から使われていましたが、地生(じなま)と呼ばれる国内生産の牛革の生産量はほんの少ししかありません。しかし管理状態がよいことから、品質が高い本革として人気があります。

代表的なのは姫路レザーや栃木レザーです。とくに、姫路のある播磨地方は1000年以上の革産業の歴史があるといわれており、国内における革製品の生産量も日本一を誇っています。

日本産の革製品はステッチ(縫い目)が美しく、本革の断面をきれいに磨いて処理しているなど、きめ細やかな配慮がなされているのが特徴です。レザーにも世界三大レザーと呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか。そのうち2種類は牛革を使用しています。以下に世界的に有名なレザーをご紹介します。

ブライドルレザー
ブライドルレザーは、イギリスで1000年以上前から続く伝統的な製法。ブライドルとは馬の頭頂部などにつける馬具の意味で、昔からイギリスにて騎手や貴族のために作られていました。乗馬でも安心の頑丈さと美しい光沢が特徴です。

カウハイドやステアハイドを使用し、本革にロウを何度も重ね塗り、繊維を引き締めることで丈夫にしています。表面に白く浮き出ているのはロウで「ブルーム」と呼ばれ、ブライドルレザーの証です。使用するうちにブルームが取れていき、美しい光沢が表れる、職人技がひかる極上レザーです。

イタリアンレザー
イタリアンレザーの特徴はなめし(=動物の皮は腐敗しやすいので、不要なたんぱく質や脂肪を除去し、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせる加工をすること)の方法です。「ベジタブルタンニンなめし」という伝統的ななめし技法であり、そのなかでも主に採用されているのが「バケッタ製法」。

バケッタ製法ではタンニンでなめしたあとに多大な時間をかけて本革の芯まで油を染み込ませます。そうしてできたしっとりとした手触りと美しい艶が、人々を魅了しています。

有名高級ブランドの革のバッグや革財布、キーケースなど革小物の生産国をみると、ほとんどがイタリア産。なかでもイタリアのトスカーナ州は、昔から本革産業が盛んでした。フランスやアメリカなど世界中の高級ブランドの本革製アイテムを、下請けで製造している工房や工場が沢山あり、長い歴史と伝統が受け継がれています。

JOGGOの本革製品の特徴

JOGGOの本革製品の特徴、おすすめポイントをご紹介します。

  • 14色から自分で選べる、鮮やかなオリジナルカラー
  • なめらかな手触りの国産、姫路レザー
  • コンビなめしによる加工製法
  • サスティナブルなものづくり

14色から自分で選べる、鮮やかなオリジナルカラー

14色から選べるオリジナルレザー

JOGGOでは、革ごとにベーシックラインとハイエンドラインに分類しています。

ベーシックラインの製品ではステアハイドを使用し、この牛革に合わせてJOGGOだけのオリジナルカラーをタンナーと共に14色つくりあげました。カラーは顔料染め(レザーの表面に色を塗ること)のため、本革の耐久性が上がり、エイジングしにくいのが特徴。レザーウォレットなどは定期的にメンテナンスすれば、5~10年は鮮やかでおしゃれなカラーを色あせずに楽しめます。

日本国産レザーアイテムは、ブラウンかブラックが主流ですが、JOGGOのベーシックラインでは豊富なカラーからすべてのアイテムの配色を自分でカスタマイズして、オーダーメイドできるのです。

使い勝手のよい長財布などはとくに人気。人と被らない、あなただけのお気に入りアイテムを作れるのはもちろん、大切な家族や恋人、友人をイメージしたプレゼントにもぴったりです。

なめらかな手触りの国産、姫路レザー

ENISHIラウンド長財布

JOGGOのハイエンドライン、ENISHIシリーズの革小物には、日本産の牛革、オイルスムースを使用しています。

オイルスムースとは、本革づくり1000年以上の歴史がある姫路で生まれたレザー。本革にオイルを染み込ませる技法によって、しっとりとしたなめらかな手触りに仕上げています。

また、ベーシックラインとは異なる染料染め(繊維に染料をしみ込ませ色を付ける)の使用により、発色がよく透明感があるのも特徴のひとつ。上品な艶・色味・質感を叶えてくれます。

ENISHIシリーズでは、日常的に使うレザーウォレットやスマホケース、名刺入れなどを展開。オイルスムースの上質な質感を堪能できます。メンズ・レディース問わず、ハンドメイドの革製品をギフトに活用するのもおすすめです。


このような国産本革を、日本の職人が一つひとつ丁寧に制作しています。すべて国産でありながらも、JOGGOではたゆまぬ企業努力でお求めになりやすい価格を維持しています。

コンビなめしによる加工製法

ENISHIシリーズの革小物には、タンニン(植物性)とクロム(化学薬品)を組み合わせたコンビなめしによる加工法を使用しています。タンニンが紫外線や空気にふれ、酸化することで色が変化します。また手の油分が浸透していくと、自然な艶も生まれるのが特徴です。

このように、コンビなめしでは発色のよさと経年変化の両方をあわせ持つ魅力があります。デリケートなので定期的なメンテナンスが必要ですが、高級感のある自然なムラやナチュラルな牛革の表情をお楽しみいただける、本革好きも満足な仕上がりです。

サスティナブルなものづくり

JOGGOの工場があるバングラデシュでは、年に一度イードと呼ばれる、神に牛をささげるイスラム教の祝祭があり、一年で一番大事な行事とされています。

イードの時は町中いたるところで牛を解体し、食用に供します。、食後には毎年大量の牛革が発生。JOGGOの製品は、すべてその食用の肉を採ったあとの本革のみを使用します。

現地の資源を無駄なく有効活用し、エシカルかつサスティナブルなものづくりを実現しているのです。

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JOGGO(ジョッゴ)のメンズ向け革財布の魅力とは? 選び方やおすすめを解説!

「自分の好みにぴったりの財布を探しているけれどなかなか見つからない」

そんな経験はありませんか?

こだわりがある方は、財布選びに妥協はしたくないですし、満足できるお気に入りの一品を見つけて長く使いたいですよね。

オンリーワンの自分好みの財布を手に入れる方法がひとつだけあります。それは、「オーダーメイド」という方法。

今まではブランドや形などから選んでいた方も、この機会に自身でつくってみるのはいかがでしょうか。

初めて財布をオーダーメイドでつくるなら、おすすめしたいのがJOGGO(ジョッゴ)の財布です。

JOGGOなら、高品質なのにリーズナブルな価格帯で、オンリーワンの財布をつくれます。オーダーメイドが初めてという方でも、ネットから簡単にデザインできる、気軽なオーダーメイドなので安心です。

本記事では、JOGGOの、メンズ向け革財布の魅力と選び方をご紹介。さらに、記事後半には、JOGGOで人気のメンズ向け革財布もいくつかご紹介します!

「メンズ革財布はたくさん見たけれど、どれもピンとこない……」

「オーダーメイドにちょっと興味あるかも」

という方は、ぜび最後までお読みいただき、財布選びの参考にしてみてください。

JOGGO(ジョッゴ)とは?

【まとめ】オーダーメイドの革財布ならJOGGO(ジョッゴ)! 種類や特徴と選び方を解説!
ブランド名JOGGO(ジョッゴ)
設立2014年3月
商品ラインナップ財布・コインケース・名刺入れ・手帳カバーなど
価格帯16,200円~30,800円
特徴14色の本革から配色できるオーダーメイドアイテム

​JOGGOは、1​​4色の革からカスタマイズをするセミオーダー形式で、オリジナル本革製品がつくれるブランドです。高品質でありながらリーズナブルな価格帯が特徴で、気軽にオーダーメイドをお試しいただけます。

革製品一つひとつのパーツを好きな色にカスタマイズしてつくる商品は、まさにオンリーワン。大切な方への「世界にひとつだけのプレゼント」としても、多くの方に喜ばれています。

JOGGO(ジョッゴ)ブランドの特徴について

​JOGGOの特徴は、以下の5つです。

  • カスタマイズが苦手でも安心!14色からオーダーメイド
  • 想いをつなげる、ギフトラッピング
  • サスティナブルなものづくり
  • 質の高い本革を使用
  • 購入するとバングラデシュの社会貢献にもつながる

カスタマイズが苦手でも安心!14色からオーダーメイド


JOGGOで販売するオーダーメイド財布は、「セミオーダー方式」です。

JOGGOの「セミオーダー方式」とは、あらかじめ財布のデザイン(形・サイズ・収納)が決められたもののなかからパーツごとに色をカスタマイズできる仕組み。範囲を絞ることで、「フルオーダー方式」と比較して、安くオーダーメイド財布を楽しめます。

JOGGOで用意している革色は「14色」で、配色の組み合わせは数億通り考えられます。組み合わせ次第で、「世界にひとつだけ」のメンズ革財布をつくれます。

JOGGOでは、Web上で気軽に配色のシミュレーションをお試しいただけるため、配色のセンスが心配な方でも安心です。カスタマイズ画面では、おすすめの配色サンプルもいくつか紹介されますので、そこからイメージするのもいいでしょう。

大切な方への想いを乗せて…JOGGOのギフトラッピング

デザイナーラベル

大切な方へのプレゼントに、財布をお探しの方も多いと思います。

「感動でつながりを」の信念をもつJOGGOでは、レザーアイテムだけではなくギフトラッピングにも感動できる仕掛けを用意しています。

デザイナーラベル

そのうちの一つが「デザイナーラベル」。ギフトボックスを開けると「desinged by…」と、デザインした人の名前が最初に目に入るようになっています。

せっかくのオーダーメイド、大切な人への贈り物には、相手のことを考えながらデザインしたことを伝えたいですよね。JOGGOでは、追加料金なしで贈り主の名前をデザイナーラベルに記載できます。

他社ではあまりみかけないサービスなので、ぜひ利用してほしいです。

・メッセージカードと刻印サービス

メッセージカード
名入れ刻印

小さなサプライズでも、貰う人はそのひと手間をかけてくれた事実がうれしく、感謝できるもの。

JOGGOではデザイナーラベルのほかにも、180字まで記入できるメッセージカードや、レザーアイテムに文字を刻める刻印サービスも行っています。お相手のお名前を刻印するのは定番ですが、二人の間柄や贈るイベントによっては記念日などの日付、合言葉など刻印するのもおすすめです。

JOGGOのメンズ革財布をプレゼントに選べば、レザーアイテムを見るたびにその日が思い出されるような、特別なギフト体験になること間違いなし。
ギフトラッピングを通じて、感動的な想いを共有してみてはいかがでしょうか。

サスティナブルなものづくり

バングラデシュの直営工場
バングラデシュの直営工場

最近、よく耳にするSDGsやサスティナブルといった単語はどのような意味か知っていますか?
Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標のこと。

簡単に言うと、地球の環境を壊さず、資源を使いすぎずに美しい地球でずっと生活をし続けていこう、という世界中の人たちが目指す目標です。

貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーまでさまざまな課題を持つ現代の私たち。経済的に発展しながらも環境を守り、後世に安全な地球をつないでいくことが、世界の目標です
現在、日本の一般企業でもSDGsに向けた取り組みを発表していますが、JOGGOでも、サスティナブルな取り組みを事業目標としています。

具体的には、レザーアイテムに使用する本革。JOGGOの本革は、すべて食べられたあとに残った皮だけを使用しています。

特にベーシックラインの本革は、バングラデシュで行われるイード・犠牲祭と呼ばれる、牛肉を神様や人々に振る舞うお祭りで発生したものを使用しています。

毎年大量に捨てられてきた牛革に着目することで、資源の有効活用を目指すJOGGOの取り組みです。
上記以外にも、国内では久米川工場の電気を再生可能エネルギーのハチドリ電力に変えるなど、環境負荷を減らす努力をしています。JOGGOでは、未来の人々に豊かな自然と、安全で幸せな暮らしをつなげていきたいと取り組んでいます。

質の高い本革を使用

JOGGOのオリジナルレザー
JOGGOのオリジナルレザー

貴重品であるお財布だからこそ、長く使い続けたですよね。想いをこめた一点ものならなおさら。JOGGOではずっと愛用していただけるよう、高級グレードの本革を採用。耐久性と天然皮革の素材のよさにこだわりました。革職人であるタンナーとともに一からつくりあげたオリジナルレザーを使用しています。

現地のタンナーと何度も色を調整し、きれいな発色を実現。日常的に使うなかで革の変化を楽しめるよう、手触りや質感すべてにこだわっています。手に吸い付くような柔らかさが特徴です。

JOGGOのメンズ革財布を購入すると社会貢献にもつながる

JOGGOのアイテムを購入すると、バングラデシュの貧困問題にアプローチにつながります。その理由は、JOGGOの自社工場での取り組みにあります。

JOGGOの自社工場があるバングラデシュは、世界で最も貧しいといわれていたほどの国。
近年では世界の経済成長に伴い、地価や人件費の安さに着目した諸外国が生産工場をたくさん建てました。しかし、安い給料に大量生産する工場での流れ作業、設備の不十分な現場、日本でいうパワハラやセクハラに確実に該当するような人権を鑑みない状況。現地の労働者の環境はいいものとはいえませんでした。
こうした問題から失業率が増え、貧困層も増えてしまう負の連鎖が起きてしまいます。

また、ジェンダー格差の問題も根強く残っているバングラデシュでは外で働ける女性は残念ながら、わずか少数。職を得る前に若くして結婚し出産したり、子を持つ女性が雇用されづらいなどの問題があります。

JOGGOではこの貧困問題にアプローチするため、現地の人々が働き続けやすいよう環境を整え、技術を教えて革職人を育成しました。

バングラデシュ工場ではスキルを問わず、社会問題に直面しながらも働きたい方を優先的に採用し、雇用を生み出しました。
ひとつのレザーアイテムにこれだけたくさんのバックグラウンドがあるなんて、思いも寄らないですよね。
このような生産の背景も知ってもらい、遠い国のことだと他人事にせず、問題を意識してもらいたい。JOGGOでは自社製品を通じて社会問題の認識を広めたく、活動しています。

JOGGO(ジョッゴ)メンズ向け革財布の魅力

JOGGOで制作するメンズ革財布の魅力は、大きく以下の3つ。

  • シンプルデザインで大人の男性にもぴったり
  • 姫路レザーモデルならこだわりのある男性にも
  • 高品質なのにリーズナブル

シンプルデザインで大人の男性にもぴったり

JOGGOの革財布は性別問わず使えるユニセックスブランドです。メンズに限らず、鮮やかでカラフルな配色にすれば、可愛らしい女性らしさを出すこともできます。

シンプルなデザインのため、どんなカラーを選んでいただいても素敵に仕上がります。
一見ベーシックなデザインですが、よく見るとたくさんのこだわりが詰まっています。使いやすさや機能性はもちろん、遊び心のあるデザインなどの工夫が満載で、いいものに触れてきた大人の男性も満足できる仕上がりです。

こだわりのある男性には「姫路レザーモデル」

ハイエンドラインENISHIシリーズ
ENISHIシリーズ

JOGGOのハイエンドライン(最高級品)であるENISHIシリーズは、姫路レザーのオイルスムースを使用しています。姫路レザーは、日本国内の革生産量一位を誇り、1000年以上の歴史を持つ有名なレザー。その製法からオイルスムースとも呼ばれます。

オイルスムースは、その名のとおりオイルを長時間しっかりと染み込ませてできた、すべすべでしっとりとした手触りが特徴の本革です。

JOGGOの自社工場は、バングラデシュと国内(久米川工場)の2つ。姫路レザー(オイルスムース)を使用した革製品製造は国内で行われ、作り手は熟練した技術をもつ日本の革職人。すべて日本で完成される、れっきとしたMade In Japanに惹かれる男性も多いはず。

高級感ある艶や手触りは、レザーアイテムにこだわりのある男性にも満足の品です。

高品質なのにリーズナブル

バングラデシュ工場のJOGGO専任チーム

これだけ多くのカラーから選べて、機能性とデザインにこだわりの設計があって、オーダーメイドの受注生産で、本革で、と特徴を並べたら価格は高くなるのでは? と思われがちですが、むしろその逆です。

世界にひとつだけの一点ものですが、JOGGOのオーダーメイド財布は、長財布で税込価格16,280円から。

高価なハイエンドラインの長財布でも、3万円程度で手に入ります。コインケースなど小型のものは1万円しないものも。ギフトを贈る際にも、どなたでも手に取りやすい価格に設定しています。

本革の製品なのに、どうしてこの価格なの? うれしいサービスの半面、安かろう悪かろうではないか、と心配される方もなかにはいるでしょう。

JOGGOの財布がリーズナブルな理由は、次の2つです。

・自社工場の設立により製作コストを削減
JOGGOのレザーアイテムが他社と比べて買いやすい価格なのは、バングラデシュで本革の採用から生産工程をすべて行っているからです。バングラデシュの貧困問題の項目で前述したとおり、宗教上のお祭り「イード」があるため、現地では品質の安定した本革の流通量が多く、手に入れやすい利点があります。

自社工場による運営のため、中間マージンの発生もありません。製造から検品・納品までを一気通貫で行えるため、品質の高いオーダーメイド財布を安くお届けできます。

・セミオーダー形式で低価格を実現
革色の組み合わせでオンリーワンをつくるセミオーダー形式も、安さの秘密です。用意した革色から選んでいただくことで、手に取りやすい価格帯を実現しています。

JOGGOの財布は、オーダーメイドなので基本的にすべて受注生産。JOGGOの革職人が日本の品質基準をもとにチェックしながら、一つひとつ手作業で心をこめてつくっています。

特に品質管理は厳しく、縫う前の素材である本革のチェック、仕上がった製品の検品、日本に到着後も最終検品をするなど品質のレベルを保つ努力は欠かしません。工程を徹底しているため、JOGGOでは高品質な本革のオーダーメイドながらもリーズナブルな価格を実現しています。

JOGGO(ジョッゴ)メンズ向け革財布の選び方

JOGGOでは、数多くの革製品を取り揃えています。ここでは、JOGGOのメンズ向け財布のラインナップから、革財布をどう選べばよいかをご紹介します。

選び方1:形状で選ぶ

革財布を選ぶ際は、まず形を決める方も多いと思います。財布には、主に以下の5つの形があります。

  • Lファスナータイプ
  • ニつ折りタイプ
  • ラウンドタイプ
  • 長財布タイプ
  • 小銭入れタイプ

使いやすさや収納の高さで選ぶなら、L字ファスナータイプがおすすめ。ポケットに入れて使用する方なら、コンパクトな二つ折り財布がベストでしょう。収納力で選ぶなら、ラウンドタイプや長財布タイプがおすすめです。

普段の買い物はキャッシュレスで済ますことが多く、現金を持ち歩かない方であれば、小銭入れタイプを選ぶのもいいでしょう。

選び方2:素材で選ぶ

高級感を出したい方は、素材から選ぶのもひとつ。JOGGOのおすすめレザーは、以下の2つです。

  • オリジナルレザー
  • オイルスムース(姫路レザー)

JOGGOでは、上記の2種類のレザーを取り扱っています。比較的リーズナブルなのは、バングラデシュで製作を行うオリジナルレザー。食用の牛から採った本革を使用し資源の有効活用をしているため、高品質でありながらリーズナブルです。

国産のオイルスムースレザーは、より高品質な質感をお求めの方におすすめです。日本の職人の確かな技術で仕上げた高級レザーです。

JOGGO(ジョッゴ)メンズ向け革財布のおすすめラインナップ

最後に、JOGGOで人気のメンズ向けおすすめ革財布をご紹介します。気になる商品があれば、ぜひ詳細までご確認ください。

Lファスナータイプ

Lファスナータイプとは、その名の通りL字型をしたファスナーがついたものです。
ラウンド型に比べると、片側のファスナーがないためワンアクション少なく開閉できます。
スッとお財布が開けて、中身を一目で見渡せる設計に。飛び出さない設計を施した、ファスナーのない小銭入れはすぐに現金を取り出せます。会計時にスムーズな支払いができると、スマートな印象を残せますよ。

JOGGO の Lファスナー長財布
Lファスナー長財布

「お財布はたくさん収納できるけど膨らまないものがいい。必要なお金やカードをすぐ取り出したい」お財布に大切なものを収納し、管理したい方におすすめ。

12枚もカードが入り、お札やレシート、レジャー時の半券の保管など、たくさん入るのに見た目がスッキリ、丸くならない魅力があります。 

スリムさと収納力、機能性を併せもついいとところどりのお財布に仕上がりました。 外装のカラーは一色ですが、内装のカラーが横から見ると差し色になり、さり気ないおしゃれを演出してくれます。

Lファスナー長財布(バイカラー)

Lファスナー長財布(バイカラー)

上記Lファスナー長財布のバイカラータイプ。カードポケットは8個、縦長のフリーポケットが2個の仕様で、普段使いに十分な容量を備えつつ、外装のデザインは二色の組み合わせが楽しめます。

黒や紺色がいいけれど、もう少しトーンの軽いデザインにしたい方は一色追加しバイカラーにするのがおすすめ。目を引く配色で、周りの人とは被らない特別感を演出できます。

二つ折りタイプ

手にもポケットにもおさまりがよく、バッグのなかでも邪魔にならない。男性はプライベートでは特にですが、荷物が少ないですよね。右ポケットにスマートフォン、左ポケットにお財布を入れて出かける方も多くいます。JOGGOでは必要なお金とカードは入るけどかさばらない、コンパクトな二つ折りにこだわりました。

2つ折り財布(小銭入れ付き)

2つ折り財布(小銭入れ付き)

JOGGOでは定番商品のひとつである、人気の二つ折り財布。男性へのプレゼントを目的にされる方も多いアイテムです。

「シンプルで持ち運びやすいけど、きちんとカードも小銭も入る使いやすいお財布がいい」そんな方におすすめの、8か所のカラーカスタマイズが可能な二つ折り財布です。

開いて左側に4つのカードポケット、右側に小銭入れを配置したモデル。十分な機能ながら、ポケットにも入るおさまりのいいサイズ感に。ずっと触っていたくなるなめらかな触り心地も魅力のひとつです。

2つ折りミニ財布

2つ折りミニ財布

「キャッシュレス化が進んで、お財布はカードと小銭が少し入れば十分。なるべく身軽に過ごしたい」そんな方におすすめです。

 小銭・お札・カードをすべて収納しても、厚みは最大2.5mm。JOGGOのなかでも究極の薄さを実現したお財布です。

スーツやパンツのポケットに入れても、膨らまないのでスタイリッシュさが男性におすすめできるポイント。

内側のポケットにスキミング防止シートが縫い込まれているため、カード利用が多い方にもおすすめです。

厚さ約2.5cmの薄型設計

ラウンドタイプ

財布をぐるりと囲う、コの字型のファスナーがついているラウンドタイプ。大容量でたっぷりと収納でき、お金とカードをしっかりと確実に守る安心さが魅力です。革の面積も大きいので本革を十分に感じられる楽しみも。

シンプルラウンド長財布

シンプルラウンド長財布

上質な本革を感じられるシンプルなデザインのラウンドファスナー長財布。
外装の見た目は一色ですが、ファスナーを開けると4か所のカラーカスタマイズができるので鮮やかなカラーにして外とのギャップを楽しめます。

100゜までひらくマチ設計で、見やすく取り出しやすい仕様に。14か所のカードポケットと2つのフリーポケットは、使い勝手がよく男性からも指示が高いアイテムです。

カップルでお揃いにするのも人気があり、おすすめです。

ラウンド2つ折り財布(バイカラー)

ラウンド2つ折り財布(バイカラー)

ファスナーをしっかり閉められるため、小銭やカードが落ちてしまう心配がありません。お札を入れるポケットは仕切りがあり、レシートや領収書、ギフト券などと分けて管理できます。

小銭入れポケットは小さく、小銭が取り出しやすい浅井設計ながらも街がついているためたくさん入ります。

二つ折りでコンパクトながら、十分な使い勝手があります。

小銭入れタイプ

小銭入れメインの、スタイリッシュなお財布。マネークリップを愛用している方や、主に電子決済を使用している方におすすめです。ポケットに入れてもかさばらないミニマムな設計も魅力のひとつです。

四角いコインケース

四角いコインケース

シンプルで端正なフォルムにこだわったコインケースです。 内側の2つのコインポケットのほかに、手前にもう1つのポケット付き。お札やカード、半券を入れておくことも可能です。

コインケースながらも+αの機能があるこだわりのうえ、お財布のような見た目です。

お求めになりやすい価格なのでちょっとしたお礼など、プレゼントにも適したアイテムです。

コンパクトウォレット

コンパクトウォレット

コンパクトな財布を持ちたい方にぴったりの、L字ファスナータイプの財布。小銭以外にも、お札やカードも分けて収納可能です。(お札は二つ折りで収納)ポケットにもすっきりと入る大きさなので、かばんを持たずに外出も可能です。

マチが大きく開くので、カードやお札が取り出しやすいデザインに。普段使のお買い物は勿論、旅行などのシーンやセカンドウォレットとしても活躍してくれるお財布。

長財布タイプ

大人っぽく、スタイリッシュな長財布が欲しい。カードなど沢山収納できるけど、生活感がでるのはちょっと避けたい。そんな方におすすめの、ビジネスシーンから普段使いにも相性のいい長財布を2つ紹介します。 

スリム長財布(カード収納13段)

スリム長財布(カード収納13段)
スリム長財布(カード収納13段)

スタンダードなフォルムの長財布で、男性から一番人気のタイプです。メンズ向けの長財布に多いスタンダードな形ですが、開けると並ぶポケット段に色を組み合わせると一味違ったデザインになります。

角を直角に仕上げているので、スーツ姿にもバッチリ合うスタイリッシュな印象に。薄型ですが13枚のカード収納ができ、小銭入れは浅い設計にしているため出しやすいなど、機能性にもこだわりました。

フラップバイカラー長財布(シングルホック)

フラップバイカラー長財布(シングルホック)

カードは14段収用。どこにどのカードがあるのかが見やすい構造に。背面には大きいポケットがあり、なんとスマートフォンまで入ります。

クラッチバッグほど大きいカバンはいらないけれど、ポケットにスマートフォンと財布+αなど、ほかに持ち歩きたいものがある人におすすめ。取り出しやすいポケットなので、レシートや領収書をまとめて保管しておきやすい特徴があります。

ENISHIシリーズ

ハイエドラインであるENISHIシリーズは「感動でつながりを」の信念をもつJOGGOが人と人とのつながりやご縁を願って「縁(えにし)」と名づけました。全ての工程を国内の革職人が制作している、Made in Japan。日本の革のなかでも特に長い歴史がある姫路レザー「オイルスムース」を使用しています。

<オイルスムースの特徴>
・革の銀面をそのまま使用(銀付き革)しているので希少性が高い
・なめらかな質感と上品な艶、透明感
・経年変化の楽しみ

姫路レザーは“タンニン(植物性)”と“クロム(化学薬品)”を組み合わせたコンビ鞣し(なめし)の加工法で、発色のよいマットな質感と主張しすぎない艶と輝きのある上品な仕上がりが特徴です。
使い続けるとでレザー特有の経年変化のエイジングを楽しめて、愛着が湧いてくること間違いなし。デリケートなレザーなので、定期的にクリームやオイルケアをしてください。次第にと革質もくったりとして手に馴染み、自分だけのアイテムを育ててる楽しみも生まれます。

ENISHIラウンド長財布

ENISHI ラウンド長財布
ENISHIラウンド長財布

ENISHIシリーズの長財布。「長財布が好みだけど、バッグのなかで場所を取るのがネック」そんな方におすすめ。10か所のカード入れとフリーポケットで収納力抜群にも関わらず、小銭入れポケットにマチをなくし、厚くならずスリムにしました。

外側を囲うラウンドファスナーは180゜開き、カードやお札が取り出しやすいデザインです。毎日持ち運び、使用するお財布だからこそ使いやすさにこだわりました。

ENISHI 2つ折り財布

ENISHI 2つ折り財布

ENISHIシリーズの二つ折り財布です。6か所のカードポケット・お札入れポケットには領収書とお札を分けられる仕切りを設計。小銭入れもお札入れも深さがあるので、さっとお金をしまえます。すっきりとした見た目ながら、充実した機能性。

外装の一面と、内側3か所のカラーを指定できます。ベルト部分がアクセントカラーになり、ホックはゴールドとシルバーから選べます。持ちたい印象に合わせて、カラーとホックを選んでみてください。

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#05.2wayエンベロープミニバッグ 誕生秘話インタビュー

こんにちは。ライターのミカです!

今回のブログは、JOGGOの新商品【2wayエンベロープミニバッグ】製作裏側です!

デザイナーのジョルノさんにインタビューしました。

ミニショルダーバッグ。なぜ作ろうと思ったのか?

ミカ:コンセプトは【休日におでかけしたくなるバッグ】。なぜこのようなタイプのバッグを作ろうと思ったのですか?

ジョルノ:今まではトートバッグ型の鞄しかなかったので、お出かけ用のミニショルダーバッグにしました。コロナウイルス感染症の影響で外出が減っている世の中ですが……少しでもうきうきと気分を上げてくれたらいいなぁと。

ミカ:新商品のアイディアはどこから思いつくのですか?

ジョルノ:Instagram や Twitter の DM に寄せられたお客さまからのメッセージを参考にしながら、アイディアを出しています。最近は小さめのバッグが欲しい要望が多かったので、デザインしました。

ミカ:小さいバッグはスタイリッシュに決まるし、かわいいので人気ですよね!

デザインが決まるまで

ミカ:デザインを決めるまでの経緯を教えてください。

ジョルノ:20〜30代の女性がターゲット層なので、女性社員たちの意見を聞きながらデザインしました。全体の形は封筒をイメージしています。

ミカ:封筒!JOGGOらしい。

ジョルノ:サッチェル型とか縦長とか、他の案もありました。ターゲットに近い方々に聞いて封筒にしました。
封筒型にすることで、封の部分がバッグのかぶせになるので中身を守る安心感があります。小さくても最低限の必需品は入ること、ポケットも2つつけて仕切りやすくする、など使いやすさも重視しています。

ミカ:小さいバッグって何も入らないのが悩みなんですよね。

ジョルノ:コンパクトですが、弊社の長財布タイプのお財布も入りますよ! この隙間にスマホやリップ、薄手のハンカチなど入れてもらえれば。

こだわり、苦労したポイント

ミカ:女性の意見を多く取り入れたと伺いましたが、いろいろ女性の意見を多く取り入ありすぎてまとめられないことなかったですか?

ジョルノ:まさにお察しの通りです(笑)僕の女友達や彼女にも聞いたのですが、いろいろな好みがあって大変でした。

ミカ:やはり(笑)

ジョルノ:全員に寄り添うのは難しいので。でも、意見の共通項を探してまとめる作業はすごく楽しかったです。

ミカ:そのうえ、男性だとバッグを持たないこともありますよね。想像するのは大変そう。

ジョルノ:そうなんです。バッグをデザインすること自体が初めてだったので。本当に試行錯誤の日々でした。

ミカ:そんなデザインのこだわりポイントを教えてください!

ジョルノ:まず、持ち手のハンドル部分です。太くしたりフカフカにしたり中に芯材を入れてみたり。革の一輪花の記事でも言いましたが、工場との伝達が難しかったです。

ミカ:イメージを伝えて、写真でOKしても実物が届くとなんか違うやつですね。

ジョルノ:ハンドルは大きくても目立ってしまい変だし、小さくても持ちづらいので……使いやすく、かつデザインを邪魔しないようにこだわりました。

ミカ:個人的にですが、2wayのバッグはショルダーで使うときにハンドルが気になります。持ち手が目立つのオシャレじゃなくて、ショルダー紐だけ使わずにしまってあることが多い(笑)

ジョルノ:このバッグも、届いたサンプルをみたら想像していたよりハンドルの主張が強めでして。何度も現地工場とやりとりをし修正しました。
次のこだわりがかぶせの部分。3色が表面に出るので、どの色をどこのパーツに選んでもかわいくなるように熟考しました。バッグを閉じたときに、浅すぎず深すぎないバランスにしています。深いとかぶせの一色だけすごく目立ってしまうんです。

ミカ:たしかに、おもてのかぶせがビビッドだと目立ちますね。フチとハンドルは同じ色でリンクしているんですよね?

ジョルノ:はい、加えて背面の色と3か所リンクさせ、黄金比にしました。
ちなみに、バッグの内側も色が選べます! 14色(期間限定色を入れて15色)から選べるので、人と被らない、自分だけのオシャレを楽しめますよ。

2wayエンベロープバッグは内側の色もカスタマイズできます。

ミカ:内側って外から見えないけど、配色されていると開けたときテンション上がりますね!特に黄色とか派手な色だとすごくかわいい。

どんなふうに使ってほしい?

ミカ:お客さまにはどんなときに使ってほしいですか?

ジョルノ:デートなど、今日はオシャレしたいなっていう日に使っていただけたら。フォーマルな場面にも合うと思います。

ミカ:女性は持ち物で情緒が変わる生き物ですからね。

ジョルノ:バッグでテンションを上げて、お出かけを楽しんでもらえたらうれしいです!

ジョルノおすすめデザイン

彼女に贈るなら

彼女に贈りたい2wayエンベロープミニバッグデザイン。普段使いもお出かけもできるよう普段着ている服に合うようなグレージュ・エスプレッソブラウンを基本にしたカスタマイズに。
2wayエンベロープミニバッグ(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)

普段使いや、お出かけの際にコーデに合わせやすいように、彼女の普段着ている服に似合うような色味の配置にしてみました。
外側はブラウン系でまとめて、カブセを開くと中にはグリーンが見えるようにしてみました。いわゆるナチュラル系ってのになるんですかね。
みなさんのパートナーの方の好きな色を内側の色に使ってみて、隠れたこだわりや隠れおしゃれなんてのもいい気がします。
お出かけしにくいこの頃ですが、憂鬱な気持ちを晴らすように、このカバンのコンセプトでもあるウキウキを感じてたくさん使ってもらえたらうれしいです。

自分で使うなら

2wayエンベロープミニバッグデザイン。
2wayエンベロープミニバッグ(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)

はい、ジョルノやったー。と言われそうなこの配色。外側全面「黒」の、このJOGGOコロシ。狂気の沙汰。JOGGOのデザイナーとは思えない思い切り方。
いいじゃない。黒が好きなんだもの。
しかしそれだけではありません。レトロチックなものが好きなジョルノは、中にダークレッドをあしらって、古道具感も演出。見事に自分の中の厨二病心を奮い立たせています。黒と赤は間違いないですからね。
みなさんも自分の心の奥底にある厨二病心を奮い立たせてみてください。

最後に

2wayエンベロープミニバッグができるまでのお話、いかがでしたか?

モノを持ち運ぶためにあるのではなく、「感動でつながりを」をテーマにしているJOGGOならではの、情緒にアプローチしたバックでした。

 みなさんはお洋服やバッグなど、身につけるものを買うときどんな思いで選びますか?

  • こんな格好をして外に出たい
  • 予定しているイベントに向けて新調したい
  • 好きな人にかわいいと思ってほしい

人は、何かしら欲しい未来のために商品を買うのだと思います。その未来に共通するのは、ご機嫌な自分でありたいという思いではないでしょうか。

配色を自由に選べるJOGGOの2wayエンベロープミニバッグ
自分だけのお気に入りのバッグを、自分にプレゼントしてみませんか?
楽しみなお出かけをより楽しい日にしてくれます。

【JOGGOとは】

JOGGOでは自社工場で制作した高品質な本革を使用し、レザーウォレットなどの革財布をはじめとするさまざまな革製品・革小物を販売しています。

・シンプルでおしゃれなデザインの本革財布

・大人に似合うスリムな長財布

・心をくすぐるかわいい革小物

JOGGOの革製品はメンズ・レディース問わず使えるおしゃれでシンプルなデザイン。

職人がひとつひとつハンドメイドで作り上げるレザーアイテムは、既製品にはない味わいがあるはずです。

ぜひ実際にラインナップを見てみてください。

■JOGGOのセミオーダーメイド(カラーカスタマイズ)

本革財布をはじめとするJOGGOの革製品は、各革パーツのカラーカスタマイズが可能。

カラーしだいで本革の魅力がぐんと引き立ち、自分だけの特別なアイテムをつくれます。

・特別なプレゼントに

・大切な方へのギフトに

・お揃いのペアアイテムに

ぜひJOGGOで、あなただけの特別なオリジナルアイテムをつくるお手伝いをさせてください。

>>>JOGGOの革製品ラインナップへ

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#04.革の一輪花&封筒 誕生秘話インタビュー

こんにちは。ライターのミカです。

JOGGO(ジョッゴ)の商品である、革の一輪花と封筒。

どうして革小物でお花と封筒? どんな思いからできたのか? デザイナーのジョルノさんにインタビューしました。

革の一輪花と封筒のギフト。なぜ作ろうと思ったのか?

ミカ:別の記事でJOGGOに入ったら作りたいと思っていた、と拝見しました。入社前から想像していたのですね。

ジョルノ:はい、封筒はJOGGOの採用試験のころから、花は入社後にできたアイディアです。

ミカ:革小物においてどちらも斬新なアイディアに感じました。どうして一輪花と封筒を提案したのですか?

ジョルノ:JOGGOは「商品を通じて人々の思いをつなげる」をテーマにしています。贈り手の気持ちを伝えられるものを作りたくて。ギフトの花のなかで人気なバラと、「伝える=手紙」から連想し、封筒にしました。

ミカ:革のお花は枯れないし、封筒も紙より長持ちでいいですね。

ジョルノ:はい、気軽にスマートフォンやPCでメッセージを送れる今、手書きならではの温かさを感じます。この封筒をきっかけに手紙を贈ってもらいたいです。

デザインが決まるまで

ミカ:それぞれ、商品のデザインを決めるうえで意識したポイントを教えてください。

ジョルノ:封筒は革のためシールが貼れないので、封をする部分は差し込み式です。花は誰が見てもわかるよう、バラに。どちらの商品も配色を選べるので、贈る相手の好みにできるよう意識しました。

ミカ:オリジナルの特別なものなりますね。デザインが完成するまで、どんな工程だったのですか?

ジョルノ:複数のデザイン案を作成→社内ヒアリング→修正をくりかえしました。

ミカ:それにしても、入社1年目にしてアイディアが2つとも採用されるって凄いです!

ジョルノ:ありがとうございます(笑)修正するときは、社外のデザイナーの師匠に相談しながら進めました。

こだわり、苦労したポイント

ミカ:たしかに、細かい部分までイメージどおりにするのは苦労しそう……。

ジョルノ:正直、心折れそうでした。花びらの開き方、サイズ感、茎の太さ。工場で完成した写真をみてOKしても、到着した実物をみるとアレ? って。

ミカ:寸法など数値を示してもすんなりいかないものなんですね。

ジョルノ:現地にいる日本語のできるスタッフに説明し、そのあと工場に伝えてもらうんですけど。茎の部分は曲がるようにワイヤーが入っているのですが、太すぎたこともありました。

ミカ:一つひとつ、大変だったのですね。工場とは何回やりとりしたのですか?

ジョルノ:5ラリーくらいしました。ニュアンスが伝わるまで何度も。それが楽しいところでもあるんですけどね。やりとりで3か月ほどかかりました。

ミカ:できあがった商品を見たときの喜びははかり知れなそう……!

ジョルノ:いや、それはもう泣きそうになりましたよ。ギリギリ泣いてないけど……とにかく歓喜でした。

ミカ:人生でうれしかった瞬間、第何位になりますか?

ジョルノ:ベスト5には入ります!(笑)自分が想像していたものがそのまま形になった。苦労した分もあって、本当にうれしかったです。

どんなふうに使ってほしい?

ミカ:商品をデザインしている間、妄想したストーリーとかあります?

ジョルノ:僕の彼女に贈ることを想像しました。記念日のプレゼントと一緒にあげたいなって。

ミカ:なんて素敵な製作の裏側!

ジョルノ:あと、封筒は結婚するときに両親へ書く手紙に使うのもいいなぁ、とか。

ミカ:もし自分がプレゼントされたらより感動しそうです!

ジョルノ:はい、気兼ねない場面でも、友達や家族へ贈ってもらえたらうれしいです。この一輪花と封筒は、大切な人を思う気持ちを目に見える形にしたものですので。
また、余談ですが推し活にもおすすめです。配色が選べるので、推しのメンバーカラーにできます(笑)

ミカ:そんな使い方も!!! たしかに、印象に残りますね。握手会で渡したら覚えてもらえそう!

大切な人にプレゼントするならこんなデザイン

ジョルノさん自身の大切な人に贈るなら、また、自分がもらうなら? デザインとそのポイントを伺いました。ぜひ参考にしてみてくださいね!

両親にプレゼントするなら

両親に贈りたい革の一輪花デザイン。ふたりが好きなダークレッドとアイボリーホワイトに、グレージュとナチュラルベージュでまとまりを持たせた。
革の一輪花(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)
両親に贈りたい革の封筒デザイン。ふたりが好きなダークレッドとアイボリーホワイトに、グレージュとナチュラルベージュでまとまりを持たせた。
革の封筒(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)

コメント:両親に好きな色を聞いて、ダークレッドとアイボリーの2色だったので、一緒におしゃべりをしながら、あーでもないこーでもないと言いつつ、その組み合わせとマッチする色を選びました。年齢が50代ということもあり、奇抜になりすぎないように心がけて好きな色が映えて見えるようにしました。あの頃を思い出してもらえればなんて想いから、名入れに2人のイニシャルを入れてもかわいいかもしれませんね。

彼女にプレゼントするなら

彼女に贈りたい革の一輪花デザイン。白を基調にターコイズブルー・ピーコックブルーとマスタードイエローが差し色。
革の一輪花(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)
彼女に贈りたい革の封筒デザイン。白を基調にターコイズブルー・ピーコックブルーとマスタードイエローが差し色。
革の封筒(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)

コメント:イメージが明るい子なので、全体がパッと明るいことを意識しながらカスタマイズしました。黄色い花が好きだったり、青いものをよく選んでいたり、ひと目この花や封筒を見たら、あの子との思い出が浮かんでくるような、そんな花に仕上げました。そんなことを想像して作っていたら、自分の近くに置いておきたい花になってしまったのはここだけの話。でもたまには似合うものとかより、そういう気持ちが溢れちゃうものもアリだよね。

自分がもらうなら

自分が欲しい色の革の一輪花カスタマイズ。グレージュ、エスプレッソブラウン、ナチュラルベージュをベースカラーにしたシックなトーンのバラに仕上げた。
革の一輪花(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)
自分が欲しい色の革の封筒カスタマイズ。グレージュ、エスプレッソブラウン、ナチュラルベージュをベースカラーにしたシックなトーンの封筒に見えるが、中を開けるとダークレッドが覗く。
革の封筒(画像をクリックするとシミュレータでデザインを確認できます)

コメント:古道具や落ち着いた色味のものが好きな自分はおじいちゃんカラーを選びがちです。家の雰囲気もそれらしいものなので、茶色系やベージュ系を見える部分にまとめました。封筒はかぶせを開いたところにブライトレッドを置いて、昔の雑貨感を演出しました。この前にやったパターンを見返したら両親バージョンの組み合わせと似た色味になっていて、なんだか家族だなぁとひとり思っていましたとさ。

インタビューを終えて

革の一輪花と封筒ができるまでのお話、いかがでしたか?

「感動でつながりを」をテーマにしているJOGGOならではのアイディア、デザインに感じました。

そもそも、贈り物って何のためにあるのでしょう?

あの人に大切に思っていることを伝えたい
あの人に喜んでもらいたい
あの人に笑顔になってほしい
あの人を幸せな気持ちにしたい

こういった相手へのピュアな気持ちを、贈り物がわかりやすく表現してくれるのだと思います。

贈る人、贈られる人。この一輪花と封筒が誰かの人生に彩りをあたえ、寄りそってくれる存在になりますように。そんな願いを感じる制作の裏側でした。

【JOGGOとは】

JOGGOでは自社工場で制作した高品質な本革を使用し、レザーウォレットなどの革財布をはじめとするさまざまな革製品・革小物を販売しています。

・シンプルでおしゃれなデザインの本革財布

・大人に似合うスリムな長財布

・心をくすぐるかわいい革小物

JOGGOの革製品はメンズ・レディース問わず使えるおしゃれでシンプルなデザイン。

職人がひとつひとつハンドメイドで作り上げるレザーアイテムは、既製品にはない味わいがあるはずです。

ぜひ実際にラインナップを見てみてください。

■JOGGOのセミオーダーメイド(カラーカスタマイズ)

本革財布をはじめとするJOGGOの革製品は、各革パーツのカラーカスタマイズが可能。

カラーしだいで本革の魅力がぐんと引き立ち、自分だけの特別なアイテムをつくれます。

・特別なプレゼントに

・大切な方へのギフトに

・お揃いのペアアイテムに

ぜひJOGGOで、あなただけの特別なオリジナルアイテムをつくるお手伝いをさせてください。