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【3分で゙解説】天然皮革(本革)とは?

革に興味がある人なら、一度は天然皮革という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。ですが、合成皮革と一体どう違うのか、ご存知ですか?

この記事では、天然皮革についての特徴や合成皮革との見分け方、お手入れ方法について詳しく解説します。

天然皮革とは

天然皮革は、「てんねんひかく」と読みます。
天然皮革の説明をする前に、まずは皮と皮革の違いについて説明しましょう。

  • 皮……原料となる動物の「皮」の状態
  • 皮革……「皮」に樹液や薬品を用いて腐敗防止などの効果をもたせる鞣し(なめし)を行ったもの

天然皮革とは、牛や馬、豚など動物の「皮」に鞣し(なめし)などの工程を加えたものを指すのです。

なめし工場の様子

天然皮革と本革は同義で、同じ本革を指しています。
一般的には天然皮革よりも本革の呼び方のほうが馴染みがありますね。
天然皮革と一言で言っても、牛革・馬革・豚革・山羊革・ワニ革など、さまざまな種類があります。実用的な皮革に加工するには、コラーゲン繊維が十分に絡んでおり、一定の厚みや硬さの本革が必要です。
牛革1つをとっても、その種類はさまざま。以下に代表的なものを挙げます。

ステアハイド生後2年を経過したオスの牛革。厚みが均等なため、革小物や革財布、鞄、バッグなど、さまざまな用途に使用される。主に食用として飼育されているため供給が安定している。牛革のなかで最も一般的。
カーフスキン牛革のなかで一番若い生後6カ月程度の子どもの牛革。すべての革素材のなかでも特に上質で希少価値が高い。
ハラコ胎児~生後間もない子牛の本革。短い毛の付いた素材で独自の風合いがある。高級素材であるため、通常販売されているものはポニーなどをハラコと称して販売しているケースもある。
キップスキン生後1年以内の子どもの牛革。カーフスキンよりも供給量が安定しているので、高級ブランドで使用されやすい。

牛革といっても、実にさまざまな種類があります。皆さんはどの革が気になりましたか?

天然皮革と合成皮革の見分け方

革製品には、天然皮革と合成皮革使ったものがあります。合成皮革は人工皮革(フェイクレザー)と呼ばれることもあります。

皆さんは、天然皮革と合成皮革の見分け方はご存知でしょうか。実際に手にとれば違いが分かるかもしれませんが、ネットショップで購入しようと考えた場合は、どのような情報で判断すればいいのか、迷ってしまいます。

そのような時に確認したいのは、製品についての素材の情報欄です。天然皮革の場合は、タグに「牛革」「馬革」という文字やレザーマークなどの表示がありますが、合成皮革の場合は「ナイロン」「ポリ塩化ビニル」「ポリウレタン」と表示されています。

では、実際に商品を手にとって見られる場合は、それぞれの皮革にどのような特徴があるのでしょうか。

次に天然皮革と合成皮革の見分け方のポイントを3つご紹介しましょう。

1. 天然皮革には個体差がある

天然皮革は、同じ加工をしても必ず個体差が生じます。生きていた動物の毛穴が見えるのに対し、合成皮革には毛穴がありません。

天然皮革は、同じ種類の動物から加工されたものでも、血スジ(血管の痕)やシワ・傷・虫刺され痕など、一つひとつ全てが異なるのです。

合成皮革は、前述のとおり人工皮革・フェイクレザーとも呼ばれます。「皮革・レザー」と名前についていますが、革に似せて人工的な素材を用いて作られた、全くの別物です。

動物の革は一切使われておらず、ナイロンやポリエステルの生地の上に、ポリウレタンや塩化ビニルなどの合成樹脂をコーティングして作られます。
画一化して生産されているので、個体差は生じません。

2.匂い

天然皮革は、加工する際に使われるクロムやタンニンの匂いがしますが、合成皮革は無臭または油臭い匂いがします。

ただ、この違いは分かるようになるには時間がかかるかもしれません。

3.お手入れの必要性

天然皮革は、状況に応じてお手入れが必要になります。丁寧にお手入れを続ければ、長く使い続けられるのが特徴で、。
使う人に合わせて手触りなどが変化し、深い味わいが生まれます。

合成皮革はお手入れは簡単ですが、経年劣化する特徴があります。およそい2~3年が耐用年数です。また、天然素材ではないため土に還ることはなく、捨てる際に焼却が必要になります。

お手入れ不要などの記載がある場合は、合成皮革であると判断できます。


ここで少し、お手入れ方法について説明しましょう。

天然皮革が好きな方でも、お手入れ方法は意外と知らない方も多いのではないでしょうか? 

おすすめのお手入れ方法をご紹介します。

天然皮革をお手入れする際は、革専用オイルやレザークリームを使用しましょう。革小物であれば、2〜3カ月に1回程度のお手入れで十分長持ちします。

新品のレザーも意外と乾燥している場合があるので、購入されたその日にお手入れしておくことをおすすめします。

お手入れの手順

Step1.表面の汚れを落とす
はじめに本革の表面やステッチに入り込んだ汚れ(皮脂やほこりなど)を、馬毛ブラシなどのレザーケア用品で優しくブラッシングします。特にステッチや溝などに注意してブラッシングします。この時に砂などが残っていると、革に傷をつけてしまうので、注意が必要です。

Step2.汚れを落とす
革用のクレンジングウォーターなどを乾いた布に適量とり、円を描くように優しく拭きます。こすらずに「撫でる」感じでお手入れすると傷がつくのを防げます。ただ毎回使う必要はなく、革小物であればこのステップを省いてもかまいません。

梅雨の前や、皮脂がつきやすい夏の終わりなどにお手入れするとと本革に優しく、レザーアイテムを長持ちさせられるのでおすすめです。

Step3.クリームで栄養補給
クリームを使って革製品に栄養を補給します。本革の乾燥具合によって、革用クリームを塗る量が変わります。慣れてくると感覚的につかめてきますが、最初は米粒大をとり革(表革)に少しずつ落としましょう。塗り過ぎると本革が栄養過多になってしまい、カビやベトつきの原因になってしまうため、少量ずつ塗り込んでいくのがおすすめです。

Step4.仕上げ
馬毛ブラシなどで表面をブラッシングして、細かいシワや溝にすり込んでいきます。使ったレザークリームにもよりますが、徐々に艶が出てきます。この工程で付けすぎてしまったレザークリームを塗り広げ、少量であれば余ったクリームはブラシが吸い込みます。

Step1〜4までを何度か繰り返していくと、仕上げの工程で徐々にクリームを吸い込んだブラシができてきます。このブラシでのブラッシングのみで、簡単な汚れ落としと栄養補給ができるようになります。

防水スプレーについて

水濡れに弱い天然皮革。防水スプレーを使っていいのかなと、悩む場合もありますよね。

本革は、防水スプレーを使うと汚れ防止になるため、初めて使う前にケアしておくと安心です。ただ、革の表面をコーティングするので、本革の呼吸の妨げになってしまうことも。
メンテナンスオイルが浸透しにくくなったり、本革の表面が硬くなってひび割れの原因になったりする可能性があるので、多用しすぎないように気をつけましょう。

合わないスプレーは染みや色落ちの原因になるので、初めて使う時は目立たない部分で試してから使うにしてくださいね。

お手入れすると革製品の持ちもよくなり、ますます愛着もわいてくるので、ぜひお試しください。

お手入れグッズが気になった方はこちらから詳しくご覧いただけます。
JOGGO stock
https://stock.joggo.jp/items/42870955

天然皮革の特徴

天然皮革は、個体差のある動物の革が原料になっているため、同じ加工をしても個体差が生じます。
これが天然皮革の大きな特徴です。

天然皮革が積み上げられた画像

比べられることも多い天然皮革と合成皮革。それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

【天然皮革】

メリット丁寧にお手入れをすれば長く使い続けられる
色合いや手触りなどが変化し、深い味わいが生まれる
丈夫で破れにくい
デメリット合成皮革よりも値段が高い
雨などの水濡れに弱い
合成皮革よりも重量感がある

【合成皮革】

メリット手入れがいらない、濡れたら布でふき取る
天然皮革よりもリーズナブル
雨などの水濡れに強い
軽い
デメリット経年劣化する
耐久性が低く破けやすい

天然皮革の個性

人の皮膚が一人ひとり違うように、動物の皮を加工した本革も1枚1枚違います。どれだけ丁寧に鞣し(なめし)加工を行っても、この個体差は埋められません。

天然皮革ならではの個性とはどういったものなのでしょうか。

・ バラキズ
動物が生きている時についた引っかき傷、虫刺され、怪我などが痕(あと)になって現れます。こうした傷は、原皮に傷跡として残ることも。それが加工したのちに革に残ったものを【バラキズ】といいます。

・ 血筋 
血管の痕がそのまま色濃く表面に現れた状態です。皮膚の薄い部位や、血管が体の表面近くに浮き出ている部位を使った皮革では、血筋(チスジ)がはっきりと出やすくなります。

・ シワ(トラ) 
表面に筋(スジ)のように入っているシワを指します。牛の首から肩にかけてのショルダーと呼ばれる部分では、何本もシワ(通称:トラ)が生まれることもあります。

ちなみに、「トラ」の部分は亀裂が入っているわけでも傷んでいるわけでもないので、革としての品質には問題ありません。むしろショルダー部分は、もともと激しく動いていた箇所なので、ほかの部位より丈夫になるとも言われています。

・ 色ムラ 
同じ1枚の本革でも部位によって繊維の密度や厚さが違うために、染めにムラが出ます。これも、天然皮革の個性です。

・ シボ
繊維の密度の違いでシボの大小があり、それぞれが個性的な表情を生みます。
※シボ:表面にちりめん状に細かく寄った不規則なシワ模様のこと。

・ ホクロ 
人間と同様に動物にもホクロがあり、その箇所は一体一体違います。黒い小さな点が見られます。

・ クラック 
縫製時にクラック(ひび割れ)が生じて、縞模様が革表面に現れる場合があります。

欧米では、こうした革の“個性”を十分に理解して、楽しまれる人が大変多いようです。
最近では日本でも、エコの観点から革特有の“個性”を生かした商品への理解が広がりを見せています。

もし購入した本革製品に上記のような“個性”を発見したら、合成皮革とはちがう「一点もの」として楽しみたいですね。

JOGGOの本革製品

  • 環境に配慮した製品づくり
  • 耐久性
  • 高品質で手ごろな価格
  1. 【環境に配慮した製品づくり】

JOGGO(ジョッゴ)で使用している本革は、バングラデシュで年に一度行われる祝祭 「イード」で食用後に余った牛革を使用しています。 国内工場でも食用の牛革のみを使用しています。

※イード:イスラム教最大の祝祭

シワや傷、ホクロなども天然皮革の個性として活かし、材料を無駄にしない観点からもそのまま使用しています。

  1. 【耐久性】

JOGGO(ジョッゴ)の本革は、先に記述した牛革の種類でいうと、革小物・革財布に適しているステアハイドを使用しています。

ステアハイドは生後2年を経過したオスの牛革で、出産数が多く、品質が安定しやすい点が有名です。また、革の表面が美しく仕上がりやすく、革の厚みや繊維密度も安定しているため、丈夫で耐久性に優れている特徴があります。

部位はアイテムにより異なりますが、メインのアイテムはショルダー(柔軟性)・ベンズ(強度・耐久性)・バット(厚みがあり丈夫)を多く使用しているので強い力がかかっても安心です。

また、なめし方法は植物タンニンなめしで耐久性が高く、顔料染仕上げなので劣化しにくく、長持ちする特徴があります。

【高品質で手ごろな価格】

 「想いをこめた一点ものだから、その素材には妥協したくない」

そんな想いから、JOGGO(ジョッゴ)の本革はタンナーとともに一から作り上げたオリジナルレザーを使用しています。 現地のタンナーと何度も連絡を取り合いながら色味を調整し、きれいに発色する仕上げを採用しました。

JOGGO(ジョッゴ)の本革製品は、ベーシックラインの長財布では16,200円、すべてが Made in Japanのハイエンドラインでも3万円前後と、ほかのブランドと比較しても低価格です。プレゼントとしても贈りやすいのではないでしょうか。

この低価格は、日本と現地工場があるバングラデシュ間の物価の違いによって実現されています。

 また、商品デザインはすべて、自社のプロダクトデザイナーが担当しています。 デザインから生産まで自社内で一貫して行う点も、低価格で販売できる大きなポイントです。

レザーウォレットやパスケース、名刺入れにキーケースなど、 本革のオーダーメイドアイテムを手に入れたいとお考えの際は、ぜひJOGGO(ジョッゴ)の革製品をご検討ください。

上質な素材で作られたJOGGOの本革アイテムは、どれもハンドメイドである点も特長。メンズ、レディース問わずギフトにも最適です。

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