こんにちは。ライターのミカです。
JOGGO(ジョッゴ)の商品である、革の一輪花と封筒。
どうして革小物でお花と封筒? どんな思いからできたのか? デザイナーのジョルノさんにインタビューしました。
革の一輪花と封筒のギフト。なぜ作ろうと思ったのか?
ミカ:別の記事でJOGGOに入ったら作りたいと思っていた、と拝見しました。入社前から想像していたのですね。
ジョルノ:はい、封筒はJOGGOの採用試験のころから、花は入社後にできたアイディアです。
ミカ:革小物においてどちらも斬新なアイディアに感じました。どうして一輪花と封筒を提案したのですか?
ジョルノ:JOGGOは「商品を通じて人々の思いをつなげる」をテーマにしています。贈り手の気持ちを伝えられるものを作りたくて。ギフトの花のなかで人気なバラと、「伝える=手紙」から連想し、封筒にしました。
ミカ:革のお花は枯れないし、封筒も紙より長持ちでいいですね。
ジョルノ:はい、気軽にスマートフォンやPCでメッセージを送れる今、手書きならではの温かさを感じます。この封筒をきっかけに手紙を贈ってもらいたいです。
デザインが決まるまで
ミカ:それぞれ、商品のデザインを決めるうえで意識したポイントを教えてください。
ジョルノ:封筒は革のためシールが貼れないので、封をする部分は差し込み式です。花は誰が見てもわかるよう、バラに。どちらの商品も配色を選べるので、贈る相手の好みにできるよう意識しました。
ミカ:オリジナルの特別なものなりますね。デザインが完成するまで、どんな工程だったのですか?
ジョルノ:複数のデザイン案を作成→社内ヒアリング→修正をくりかえしました。
ミカ:それにしても、入社1年目にしてアイディアが2つとも採用されるって凄いです!
ジョルノ:ありがとうございます(笑)修正するときは、社外のデザイナーの師匠に相談しながら進めました。
こだわり、苦労したポイント
ミカ:たしかに、細かい部分までイメージどおりにするのは苦労しそう……。
ジョルノ:正直、心折れそうでした。花びらの開き方、サイズ感、茎の太さ。工場で完成した写真をみてOKしても、到着した実物をみるとアレ? って。
ミカ:寸法など数値を示してもすんなりいかないものなんですね。
ジョルノ:現地にいる日本語のできるスタッフに説明し、そのあと工場に伝えてもらうんですけど。茎の部分は曲がるようにワイヤーが入っているのですが、太すぎたこともありました。
ミカ:一つひとつ、大変だったのですね。工場とは何回やりとりしたのですか?
ジョルノ:5ラリーくらいしました。ニュアンスが伝わるまで何度も。それが楽しいところでもあるんですけどね。やりとりで3か月ほどかかりました。
ミカ:できあがった商品を見たときの喜びははかり知れなそう……!
ジョルノ:いや、それはもう泣きそうになりましたよ。ギリギリ泣いてないけど……とにかく歓喜でした。
ミカ:人生でうれしかった瞬間、第何位になりますか?
ジョルノ:ベスト5には入ります!(笑)自分が想像していたものがそのまま形になった。苦労した分もあって、本当にうれしかったです。
どんなふうに使ってほしい?
ミカ:商品をデザインしている間、妄想したストーリーとかあります?
ジョルノ:僕の彼女に贈ることを想像しました。記念日のプレゼントと一緒にあげたいなって。
ミカ:なんて素敵な製作の裏側!
ジョルノ:あと、封筒は結婚するときに両親へ書く手紙に使うのもいいなぁ、とか。
ミカ:もし自分がプレゼントされたらより感動しそうです!
ジョルノ:はい、気兼ねない場面でも、友達や家族へ贈ってもらえたらうれしいです。この一輪花と封筒は、大切な人を思う気持ちを目に見える形にしたものですので。
また、余談ですが推し活にもおすすめです。配色が選べるので、推しのメンバーカラーにできます(笑)
ミカ:そんな使い方も!!! たしかに、印象に残りますね。握手会で渡したら覚えてもらえそう!
大切な人にプレゼントするならこんなデザイン
ジョルノさん自身の大切な人に贈るなら、また、自分がもらうなら? デザインとそのポイントを伺いました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
両親にプレゼントするなら
コメント:両親に好きな色を聞いて、ダークレッドとアイボリーの2色だったので、一緒におしゃべりをしながら、あーでもないこーでもないと言いつつ、その組み合わせとマッチする色を選びました。年齢が50代ということもあり、奇抜になりすぎないように心がけて好きな色が映えて見えるようにしました。あの頃を思い出してもらえればなんて想いから、名入れに2人のイニシャルを入れてもかわいいかもしれませんね。
彼女にプレゼントするなら
コメント:イメージが明るい子なので、全体がパッと明るいことを意識しながらカスタマイズしました。黄色い花が好きだったり、青いものをよく選んでいたり、ひと目この花や封筒を見たら、あの子との思い出が浮かんでくるような、そんな花に仕上げました。そんなことを想像して作っていたら、自分の近くに置いておきたい花になってしまったのはここだけの話。でもたまには似合うものとかより、そういう気持ちが溢れちゃうものもアリだよね。
自分がもらうなら
コメント:古道具や落ち着いた色味のものが好きな自分はおじいちゃんカラーを選びがちです。家の雰囲気もそれらしいものなので、茶色系やベージュ系を見える部分にまとめました。封筒はかぶせを開いたところにブライトレッドを置いて、昔の雑貨感を演出しました。この前にやったパターンを見返したら両親バージョンの組み合わせと似た色味になっていて、なんだか家族だなぁとひとり思っていましたとさ。
インタビューを終えて
革の一輪花と封筒ができるまでのお話、いかがでしたか?
「感動でつながりを」をテーマにしているJOGGOならではのアイディア、デザインに感じました。
そもそも、贈り物って何のためにあるのでしょう?
あの人に大切に思っていることを伝えたい
あの人に喜んでもらいたい
あの人に笑顔になってほしい
あの人を幸せな気持ちにしたい
こういった相手へのピュアな気持ちを、贈り物がわかりやすく表現してくれるのだと思います。
贈る人、贈られる人。この一輪花と封筒が誰かの人生に彩りをあたえ、寄りそってくれる存在になりますように。そんな願いを感じる制作の裏側でした。
【JOGGOとは】
JOGGOでは自社工場で制作した高品質な本革を使用し、レザーウォレットなどの革財布をはじめとするさまざまな革製品・革小物を販売しています。
・シンプルでおしゃれなデザインの本革財布
・大人に似合うスリムな長財布
・心をくすぐるかわいい革小物
JOGGOの革製品はメンズ・レディース問わず使えるおしゃれでシンプルなデザイン。
職人がひとつひとつハンドメイドで作り上げるレザーアイテムは、既製品にはない味わいがあるはずです。
ぜひ実際にラインナップを見てみてください。
■JOGGOのセミオーダーメイド(カラーカスタマイズ)
本革財布をはじめとするJOGGOの革製品は、各革パーツのカラーカスタマイズが可能。
カラーしだいで本革の魅力がぐんと引き立ち、自分だけの特別なアイテムをつくれます。
・特別なプレゼントに
・大切な方へのギフトに
・お揃いのペアアイテムに
ぜひJOGGOで、あなただけの特別なオリジナルアイテムをつくるお手伝いをさせてください。